井崎脩五郎の競馬予想って当たる?予想スタイルやエピソード紹介

評論家・予想家

競馬ファンであれば井崎脩五郎さんを見た事がない人はいないでしょう。

フジテレビの競馬中継に1983年からレギュラー解説者として出演しており、現在でも『みんなのKEIBA』にレギュラーとして出演していますので、テレビで競馬を見る人にとってはお馴染みの人物であると言えます。

しかし、競馬中継で見た事はあるけど井崎脩五郎って一体どんな人なのか?詳しく教えてと言われて説明できる人はいないでしょう。

という訳でこの記事では、井崎脩五郎とは一体どんな人物なのか?予想スタイルやこれまでのエピソードをまとめて紹介していきたいと思います。

井崎脩五郎とは?

競馬評論家やコメンテーターとして、フジテレビのみんなのKEIBAや東京マガジンなどに出演している事で、テレビを良く見るという方にとってはお馴染みの存在である井崎脩五郎さん。

一体どんな人物なのか?競馬評論家としての予想実績や活躍などを説明する前にまずはプロフィールを紹介していきたいと思います。

複数の評論家の肩書きを持つ

競馬ファンからすれば、フジテレビのみんなのKEIBAに毎週出演している競馬評論家というイメージが定着しているかと思いますが、実は複数の評論家としての肩書きを持っている人物で、みんなのKEIBA以外にも東京マガジンの見出し評論家としても活躍しており、複数の評論家の肩書きを持つ人物として幅広い分野で活躍を続けています。

名前の読み方や「いさき」が正しいのですが、一般的には「いざき」と呼ばれていて、本人もペンネームである事から時々「いざき」と言ってしまうことがあると公言しています。

出身は東京都荒川区で、2007年には荒川区の観光大使に任命。1970年に株式会社ホースニュースに入り、競馬専門紙記者となります。

フジテレビのレギュラー解説者として長年活躍

競馬ファンのイメージはフジテレビの評論家としての姿が非常に印象的になっているかと思います。

フジテレビの競馬中継には1983年からレギュラー解説者として出演しており、現在に至るまで出演を続けています。持ち前の明るくユニークな性格で人気を博しており、前身番組のスーパー競馬まではスタジオでの解説のみの出演だったにも関わらず、みんなのケイバではスタジオ解説と共に実況席解説も兼任するなどしています。

みんなのケイバからはメイン解説ではなくご意見番としての立場になり、一歩ひいた立場になっています。小説も数多く執筆しており、世界の競馬珍話集など、一方変わった本を執筆しているという特徴があります。

現在は週刊ギャロップにて競馬の小ネタエピソードを連載中で、こちらも多くの人が注目する人気コラムとなっています。

フリーランスの競馬予想家として活躍中

1947年7月23日生まれの72歳でありながら現在に至るまで積極的に競馬予想家として活躍を続けている井崎脩五郎さん。

株式会社ホースニュース在籍中から、前述の『週刊Gallop』に加え東京中日スポーツ「井崎脩五郎の競馬探偵」など数多くの連載を持っていましたが、ホースニュース・馬の休刊に伴い2008年4月から東京スポーツで予想コラム「そりゃホントか井崎亭」の連載を開始します。

しかし他の予想家とは違い、井崎脩五郎は全ての予想をしている訳ではなく重賞レースがメインになりますので、東スポの馬柱には予想がのりません。

2008年2月19日に所属していたホースニュースが休刊になった為に、その後はフリーランスの競馬予想家&評論家として現在も活躍を続けています。

井崎脩五郎の予想スタイル

井崎脩五郎さんはデータで競馬予想をする方ではありますが、データ派には珍しく数字やサイン馬券にも造詣が深いという特徴があります。ここからは井崎脩五郎さんの競馬予想に関するスタイルを紹介していきましょう。

基本的にはデータ予想

独特のデータ予想が基本的にはベースとなります。過去の馬の成績やタイム、調教結果など、一般的にプロの予想家が行うデータや数字を見てからレースの結果を分析するというのが基本的なスタイルにはなるのですが、データ予想に関してこのようにも語っています。

「予想データは突き詰めていくと全ての馬が勝つ可能性があることになり、結局、最終的には自分に都合のいいデータを取捨選択することになる」

結局の所は取捨選択を迫られる場面があるのがデータ予想であり、データは突き詰めていけば負ける確率が100%の馬なんていません。しかし、井崎脩五郎さんの基本的な競馬予想はデータを元に構成されていきます。

サイン馬券も駆使する

サイン馬券とは「レースの結果は元々決まっていて、どこかにサインが出ている」というもので、一種のオカルトのようなもの。データ馬券を駆使する方にとっては敵となるサイン馬券ではありますが、井崎脩五郎さんは何とサイン馬券や自分の感性を信じて馬券を選ぶスタイルも使ってきます。

このように一味違う型にはまらない予想スタイルが井崎脩五郎さんの持ち味である事は間違いなく、感性やサイン馬券を駆使した予想も見逃せないものとなっています。

過去には井崎脩五郎は昭和38年の書物から、2019年ダービーの行方を予言しました。古本屋で昭和38年3月8日発行の「表六玉(ひょうろくだま)通信」という小冊子を見つけ、その中にオリンピックの前だから、五の前の四ということで4番の馬を買うと記載されていたようです。この年のダービーは4番に入ったメイズイが勝利していたので予想は的中。

井崎脩五郎さんはその本の内容と同じく2019年の日本ダービーで4番の馬が勝つと予言します。しかし、結果は惨敗となりました。

井崎脩五郎のエピソード

誰からも愛されるキャラで多くの人から高い支持を集めている井崎脩五郎さん。ここから競馬やプライベートのエピソードを紹介していきます。

競馬の神様の呼び名を譲られる

競馬の神様と言えば大川慶次郎さんですが、以前出演していたスーパー競馬の中でその大川慶次郎さんから「競馬の神様の呼び名を譲るよ」と言われた事があります。

競馬の神様と呼ばれ全ての競馬予想家の尊敬の的であった大川慶次郎さんに認められている人物であるという事がこのエピソードで分かります。

酒豪で官能小説好き

井崎脩五郎さんが酒豪なのは有名な話。過去にはベロベロに酔っ払った状態でテレビに出演したという経験も持ちます。

更に官能小説の大変な愛好家である事も知られていて、フランス書院のウェブサイトに井崎脩五郎のインタビュー記事が掲載された事もあります。

一風変わったエピソードの中に、美浦トレーニングセンターと栗東トレーニングセンターに一度も行った事がないというものがあります。取材はおろか訪問までした事がないらしく、競馬評論家なのにナゼ!?というエピソードで多くの人が驚きました。

まとめ

誰からも愛されるキャラで多くの人に影響を与えている井崎脩五郎さん。毎週放送されているフジテレビの競馬中継ではお馴染みの方となっていますので、競馬を少しでも知っている方であれば顔だけは見た事がある人も多いでしょう。

明るくユニークなキャラでありながら、競馬予想の精度は高く、データを駆使しつつもサイン馬券にも造詣が深いという異色の予想家です。

井崎脩五郎さんの競馬予想を参考にしたいという方はフジテレビの生中継をチェックするか、コラムを是非読んでみて下さい。競馬の神様の称号を譲られたほどの人物ですから、きっとその予想を参考にすれば勝率もアップするはずですよ。